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商品先物トレード日誌・雑感 2006年9月

当コンテンツ内には,相場に対する思惑や意見、考え方などが含まれることもありますが自身の行ってきたトレードや、
その時の感想等を客観的な立場で振り返るのが主目的であり、閲覧者に相場判断を促す目的のものではありません。

取組み減少&値幅制限

2006年9月30日

 9月29日取引分
・白金 07/08 4257買い→4254売り落ち(−3)
・ゴム指数 07/03(9/28売り玉)→全落

 個人的な所用や行事等でなにかと忙しく更新もままならない。トレードのほうも白金1回とゴム指数の仕切りのみ。

近年の取組み減少傾向には困ったものだ。人気商品のガソリンの先限でさえ、場中は一桁の板ばかりが時には歯抜けとなって並んでいる時間帯が結構長くある。ガソリンにもいえるが、灯油の当限や2番あたりになると、そのask/bidの幅は目も当てられないほど大きい。それを逆手に取るトレーダーがいるであろう事は想像できるが、その収益額、安定度も概ね想像が付く。

出来高・取組高・板の薄さもさることながら、個人的には値幅制限のストップ高(安)が多いのにも困っている。

2006年1月 19営業日中 6日
2006年2月 20営業日中 11日
2006年3月 22営業日中 4日
2006年4月 20営業日中 5日
2006年5月 20営業日中 9日
2006年6月 22営業日中 10日
2006年7月 20営業日中 10日
2006年8月 23営業日中 8日
2006年9月 20営業日中 12日

上記はゴム指数が大引けでストップを付けて終えた日数であるが、ゴムの値動きが荒く、ゴムと指数との値幅制限の差が開きすぎている為に必然的に指数のストップが多くなってしまっている。9月にいたっては20営業日中12日と、パラジュウム事件や、2002年〜2003年にかけてのブロイラのような特異な状況下ではないことを考えると余りにも多すぎて、計画通りに玉が建たず、仕切れず言う事が利かない。

ゴム指数は、必ず翌日に決済するシステムも稼動させており、以前倍率が20000倍から10000倍に変更になってから現在に至るまでは値位置・ボラティリティの高さにカバーされ、20000倍の時から成績を殆ど落ち込ます事なく続けられているが、今後もし取組み減少に伴いゴムに合わせて倍率が5000倍になるような事になれば、いくら手数料が安くなったとはいえ300P以上のような高い値で推移しない限り、このシステムの成績の落ち込みは必至であろう。

新しく上場された商品もあるが、消え去った商品もあり、一般の投機家としては事実上使い物にならない商品が多く目立つ。関西大豆、関門大豆、関西小豆、生糸、乾繭、関門とうもろこし ・・等々の各種裁定や市場間鞘、片張りするにしても有利な市場・限月を選べた時代が懐かしい。現在は諸事情があり国内商品先物に限定して取引を行っているが、株・為替などの他市場をやらない場合においては、今後も商品先物市場全体の取組み減少が続くようなら、今まで先物市場では殆ど取引を意識していなかった金にも十分な力を注がなければならないような気がしてきた。


節足ベースのシステムを

2006年9月28日

・白金 07/08 4269買い→4273売り落ち(+4)
・白金 07/08 4271買い→4273売り落ち(+2)
・ガソリン 07/03 57120売り→56550買い落ち(+570)
・ゴム指数 07/03 売り(複数システム分)

 単なる一個人としては郵便物が非常に多く、デスク上に未処理の郵便物が溜まって積み上がっている。今日はその郵便物を処理しながらのトレードだったので、あまり相場も見ておらず3回だけのトレードであったが、回数に対するパフォーマンスには満足している。大引けのゴム指数はどうせ約定しないのだろうと、追加で余分に注文したら追加分も含めて全店、全枚数が約定した。こんなときに限って逆行するのではないかと不安でしょうがない。

2〜3年前に作って放置している節足ベースのシステムで4商品ほど実運用してみたくなってきた。平均玉保有日数が1日そこそこで、ややコスト比率に不満があったが、手数料も随分安くなり、フォアードテストをしていたつもりはないが制作後も概ね機能しているようなので殆ど手直しの必要もなさそう。商品選択と最終チェックをして9月中には開始したい。


分析不足

2006年9月27日

・東京砂糖 07/09 31160買い→31580売り落ち(+420)
・東京ガソリン 06/11 53650(平均)売り
・東京灯油 06/11 53680(平均)買い

 分析不足。最近ろくにチャートも見れてなく仕掛けネタ不足で、しょうがなくギャンブル気味に砂糖の買い。余程の事がない限り持ち越す気もなかったので、後2で利食い最低限の利益は確保。ガソリン−灯油の11月限は、同サヤなら分がありとの思惑だけで、それ以外に理由はない。


ガソリン・灯油の新補

2006年9月26日

・東京ゴム 07/03 208.8買い→208.8売り落ち(±0)
・東京ゴム 07/03 209.0買い→208.8売り落ち(−0.2)
                    208.7売り落ち(−0.3)

 カットロスの為に出しておいた短期日計り玉であるゴムのストップ注文が0.6円もスリップすると非常に厳しい、かつ1回目のトレードでこのような目にあうとやる気が全く削げてしまう。たまたま同値でのストップ売り注文の先客(枚数)が殺到していたと解釈するしかないが、板を見ていた手ごたえからは滑りすぎ。気分に反して無理にドレードを続けてもろくな事がないので本日は終了。建て玉中の値洗いは悪化中で目を背けたくなりつつある。

デイトレードは始めてからおよそ8年ほどになるので、場中以外の時間も含めると、毎日毎日10時間以上モニターを見続けている日が8年間も続いている事になる。そのせいかマウスを持つ右手のひらと指は疲労骨折の状態で、右肩も痛い。なにより目が弱ってきている。近視、乱視、老眼、がすすみモニターの細かい情報が見辛い。40代前半という年齢にしては、明らかに老化が早すぎると感じている。健康管理が出来ていないと相場も満足に張れない。

それなりの資金・生活を背負って、本格的に休日以外の寄付きから大引けまで休みなく日計り専門でやっていたとしたら、とても続いていないと思う。体・精神力が持たない。トレード全体におけるデイトレードのウェイトを変化させながら、気分次第で休み、気分次第で今日のように途中休場しているから続けていられるのだと、無意識に自分に言い訳しているが、今更20代前半までに技術・知識を習得して、30代そこそこで財産を築いて引退する、といったチョイスはできないのでマイペースでやっていくしかない。

本日のガソリン・灯油の新補は仕掛け範囲外とみてしかけられなかったが、寄付きの57300が本日高値のガソリンに対して、灯油の寄付き53880は本日安値と、寄付き〜寄付き直後にかけて大きく明暗を分けた。寄付き→大引けで1160円もの鞘の縮小は、まったく想定の範囲外。

ガソリン・灯油 4月限5分足(9月26日)

東京小豆11月限 全玉利食い

2006年9月25日

・東京小豆 06/11(6/22売り玉)→全玉利食い(+約2200)

 本日は急用のため朝早くから遠方に出かけた為、日中は何も出来ず、前日に発注しておいた小豆が約定していただけ。ゴムの下げ幅をみて何枚かは約定しているか?と思ったゴム指数の大引け逆指しは確認してみると本日も1枚も約定していなかった。

ますます建て玉は減少し、いよいよ灯油(買)、原油(売)、大豆(買)、コーン(売)と、厄介な玉が残ってしまった。有効額は伸びているが、今後もなにかと個人的な所用(医療関係)が見込まれており、また、このところ分析・検証等の下準備もできていない日が続いている為、とても安泰とはいえる状況ではない。


ゴムで大利

2006年9月22日

・白金 07/08 4196買い→4192売り落ち(−4)
・白金 07/08 4197買い→4192売り落ち(−5)
・白金 07/08 4194売り→4187買い落ち(+7)
・白金 07/08 4194売り→4187買い落ち(+6)
・ゴム 07/02 211.8売り→203.7買い落ち(+8.1)

 普段の日計りでは、余程楽な展開になっているか、大引け決済等のルールがない限りあまり長くは引っぱらないが、今日は珍しく我慢する事ができた。追撃こそ入れていないが狙っていて大利が取れたゴムの1トレードだけで今日は大満足。順調に利益確定はしているが、このところ保有建て玉や日計り回数が減少ぎみで仕事量が少なくなってしまっている。

上げ(下げ)だしたらしつこい砂糖は、戻りももう少しの値幅・日柄があるかとも思ったが、NYでは前安値(9/1)をはるかに更新する大暴落を演じている。このままいけば週明けの東京は拡大値幅制限のストップ安か?枚数こそ少なかったが昨日(21日)落とさずに来週へ持ち越していたらそこそこの打撃を受けるところだった。

東京ゴム先限 2分足

小豆は利食い目標価格帯

2006年9月21日

・東京ゴム 07/02 211.0売り→209.2(平均)買い落ち(+1.8)
・東京ゴム 07/02 210.8売り→209.6買い落ち(+1.2)
・ガソリン 07/03 56680売り→56670買い落ち(+10)
・ガソリン 07/03 56650売り→56640買い落ち(+10)
・砂糖 07/09(9/5買い玉)→35640売り落ち(+1580)
・小豆 06/12(7/6、7/11売り玉)→8100(平均)買い落ち(+2100)

 どうも今ひとつ気合が入っていないのか、今日は日計り4回と砂糖・小豆の利食いだけで終わった。砂糖は大勢下降中の戻りという見方に変わりはないが、本日で2手押し、よくわからないので仕切って玉無し。枚数が減り放置状態だった為に高値から1500円ほど利を剥がしてしまった。

小豆は7月24日からのダウントレンドは危なげなく継続しているが、小豆の売買時のみに意識する当初たてた利食い目標価格帯に入ってきた事と、戻りを嫌って12月限は全玉利食い。このまま下がろうが戻ろうが11月限の仕切りも近そう。ゴム指数の新規売りは本日も約定枚数0であった。

東京小豆12月限

大幅下落

2006年9月20日

 寄りから大幅に下落した工業品、反発する気配も感じられなかった本日は何もせず。建て玉中の、灯油、原油、コーン、大豆、小豆、砂糖も一切変動なしで、玉をまったく動かさなかったのは久しぶり。昨日の外出&ゴムの買い落ちは、本日−15円のストップ安で見事に凶とでてしまった、外出のために計画を安易に曲げてしまった罰であろう。新安値まで最低3〜4日はかかると見ていたが、高値から戻り幅以上の25円もの下落を2日でこなすとは、些か早すぎる気もする。当然ゴム指数の売りは全店1枚も約定せず。


想定していた長大陰線

2006年9月19日

・ガソリン 07/03 59660買い→59900売り落ち(+240)
・ガソリン 07/03 59690買い→59710売り落ち(+20)
・ガソリン 07/03 59700買い→59670売り落ち(−30)
・東京ゴム 07/02 238.4売り→228.2買い落ち(+10.2)
・ゴム指数 07/03(9/15買い玉)→利食い(+3.5P)
・灯油 07/03(9/15売り玉)→損切り(−530)

 今日は主にガソリンを見ているも、後場動かなく眠くなってきたころ友人から誘いの電話があり、ゴムの仕切り注文を適当に入れて外出。帰ってきてゴムの相場表を確認すると、なんとストップ安まで売られていた。今週中の今日のような長大陰線は想定しており、その時うまく高値で売れていたら、目先〜場合によっては中短期売り玉を保持する構えであったが、外出前に適当に出しておいたOCOが全玉ヒットしてそうはならなかった。利食ったのが吉と出るか凶と出るかは判らないが、ゴムの日計りでの利幅としてはおそらく過去最高なだけに、計画とはずれているがまぁ納得といったところ。結果的にも十分なプラス。珍しくゴム指数の新規サインも出ておらず、約定しないストレスも味合わずにすんだ。

東京ゴム先限

本日大敗

2006年9月15日

・ゴム 07/02 236.3売り→234買い落ち(+2.3)
・ゴム 07/02 236.2売り→236.1買い落ち(+0.1)
・ゴム 07/02 232.8売り→233.2(平均)買い落ち(−0.4)
・ゴム 07/02 232.6売り→233.1買い落ち(−0.5)
・原油 07/02 45410売り→45360買い落ち(+50)
・原油 07/02 45390売り→45340買い落ち(+50)
・原油 07/02 45320売り→45460(平均)買い落ち(−140)
・原油 07/02 45340売り→45460買い落ち(−120)
・灯油 07/03 58750買い→58550(平均)売り落ち(−200)
・灯油 07/03 58780買い→58540売り落ち(−240)
・灯油 07/03 売り(システム)
・ゴム指数 07/03売り(システム)
            買い(訂正9/19)

 デイトレードに半分以上のウエートをかけるようになってから、大きくギャップを開けて寄り付いた日は変に思惑が絡んでしまうのか結果の悪い日が多い。白金・灯油でやられ、ゴム・原油・灯油のデイトレでもやられての大敗。枚数の加減もあり、有効額の前日比落ち込みはおそらく今年最高。トレードの勝ち負けは事実上調節でいない以上、悪い日、悪いサイクルも受け入れるしか仕方がない。


白金とゴム

2006年9月14日

・ゴム 07/02 235.7買い→237売り落ち(+1.3)
・ゴム 07/02 235.9買い→236.5売り落ち(+0.6)
・白金 07/08 4450買い→4447売り落ち(−3)
・白金 07/08 4452買い→4441売り落ち(−11)
・ゴム指数 07/02(9/13買い玉)→全玉利食い(+3.5P)

 本日は外出予定があったので、日計りはゴムと白金それぞれ2回づつだけ。外出といっても時間が決まっているわけではなく、いつ出なければならないか分からない状態で、こんな日にまともにデイトレードなど出来たものではない。キッパリ辞めておくべきだった。僅かなマイナスでも腹が立ってしょうがない。

ゴム指数はもったいないと思いつつも、システムサインなので仕方なく全玉利食い。一泊でワンストップ幅の利食いなら上出来で欲も言ってられないが、再仕掛けの買い注文は案の定1枚も約定していなかった。砂糖は大事を取って小利で7割近くを落としてからの急騰と、まったく上手くいかない。その他、建て玉に変動なし。


一代棒で転換?

2006年9月13日

・ガソリン 07/03 60350買い→60410売り落ち(+60)
・ガソリン 07/03 60360買い→60400売り落ち(+40)
・ガソリン 07/03 60250買い→60300売り落ち(+50)
・ガソリン 07/03 60270買い→60320売り落ち(+50)
・ガソリン 07/03 60000買い→59980売り落ち(−20)
・ガソリン 07/03 60010買い→59910売り落ち(−100)
・白金 07/08 4441買い→4443売り落ち(+2)
・白金 07/08 4440買い→4441売り落ち(+1)
・ゴム 07/02 226.8買い→227.4売り落ち(+0.6)
・ゴム 07/02 226.7買い→225.9売り落ち(−0.8)
・ガソリン 07/03(9/12売り玉)→59910買い落ち(平均+1370)
・小豆 07/02(9/4売り玉)→9550買い落ち(+920)
・灯油 07/03(9/8売り玉)→59820買い落ち(+2970)
・原油 07/02 45920売り
・ゴム指数 07/03 買い(システム1)
・ゴム指数 07/03 買い(システム2)

 日中に非日計りの玉をいじろうと目論んでいると、集中できないせいかどうも日計りの成績が伸びない。エントリーはさほど変わらないように思うが、落としどころが適当に成ってしまっている様な気がする。昨日に続き日計りは殆どトントンレベル。

原油のストップが外れるのが以外に早かった。もう少し製品が上げてからだろうと思っていたが、気が付くと約定しており、今日利食ったガソリンと差し替えた格好に。当限が念願の6千円台を付けるも、大引けで辛うじて7千円ジャストに戻った小豆は、11月、12月を残して先を全玉利食い。

長らくの間、買ってほおっておけば5〜6百円取れている相場が続いていた白金を、何ともタイミング悪く(9/11)買い建ててしまい情けない。ロンドン・NY夜間にひきずられてストップ安まで売り込まれた。昨日手抜け少々で半玉落としておいたのは今日の時点では正解となったがこの先どうなるか?一代棒では8月限が発会値の4507円を完全に割り込んで陰転。6月限も危うい所まできている。

白金一代棒

 本日のプロフィットターゲットが60000円ジャストであった灯油のシステムが、寄り付きで無事利食い完了できた。ここまでは届かないだろうと思いつつ、いつものように前日の夜に注文を済ませていたが朝外電を見てニンマリ。「もうはまだなり」といったところか。どちらかといえば勝率の高いシステムが好みの自分としては、40%そこそこのこのシステムにはあまり気が入ってなかったが、最大ドローダウンを更新せず、エクィティカーブの反転を決定付けた今回の勝トレードは大きい。

トレード回数360回あたりから急激に上昇していて、見方によっては危なっかしくも見えるエクィティカーブではあるが、システムの諸事情や、2005年からの急激な上昇相場により過去にない高い値位置にある事を考慮すると、今のところあまり神経質になる必要もないだろう。

エクィティカーブ 東京灯油

リスク回避しながら

2006年9月12日

・銀 07/08 418.9買い→428.8売り落ち(+9.9)
・灯油 07/03 61210買い→61280売り落ち(+70)
・灯油 07/03 61230買い→61280売り落ち(+50)
・灯油 07/03 61380買い→61720売り落ち(+340)
・灯油 07/03 61400買い→61610売り落ち(+210)
・原油 07/02 47030売り→47180(平均)買い落ち(−150)
・原油 07/02 47010売り→47190買い落ち(−180)
・ガソリン 07/03 61290売り→61210買い落ち(+80)
・ガソリン 07/03 61280売り→61270買い落ち(+10)
・ガソリン 07/03 61370売り→61350買い落ち(+20)
・ガソリン 07/03 61360売り→61350買い落ち(+10)
・ガソリン 07/03 61290売り→61230買い落ち(+60)
・ガソリン 07/03 61280売り→61270買い落ち(+10)
・ガソリン 07/03 61760買い→61810(平均)売り落ち(+50)
・小豆 06/11(9/1買い玉)→売り落ち(−800)
・小豆 07/02(9/1売り玉)→買い落ち(+710)
・砂糖 07/09(9/5買い玉)→34830売り落ち(+750)
・白金 07/08(9/11買い玉)→4543売り落ち(+2)
・ガソリン 07/03 61290(平均)売り
・灯油 07/03 61630(平均)買い

 石油は大きな動きに備えて、ガソリン・灯油・原油の3商品でリスク回避しながらのトレード。どう動こうとリスクは限定されるが、逆に利益も伸ばし辛い。持ち越した玉を入れると石油の日計りはトントン。リバウンドありと見て買った銀がよもやの貢献をしてくれた。勘違いで建てた小豆と、砂糖・白金は一部落玉。ゴム指数の新規買いは1枚も約定せず。


しっくり来ない相場

2006年9月11日

・白金 07/08 4538買い→4558(平均)売り落ち(+20)
・白金 07/08 4540買い→4552売り落ち(+12)
・白金 07/08 4541買い
・白金 07/08 4543買い
・原油 07/02 46820売り→46770買い落ち(+50)
                  46780買い落ち(+40)
・原油 07/02 46830売り→46680買い落ち(+150)
・ゴム 07/02 218.3売り→218.0買い落ち(+0.3)
                 217.9買い落ち(+0.4)
・ゴム 07/02 218.4売り→218.3買い落ち(+0.1)
・東京砂糖 07/09(9/7買い玉)→35230売り落ち(+1130)
・一般大豆 07/08(8/18買い玉)→31320売り落ち(−1200)
・東京コーン 07/09(8/18売り玉)→19060買い落ち(+130)

 今日の日計りは負トレードこそ無いものの、今ひとつしっくり来なかったのでトレード機会は少なかった。白金はストップ安まで叩かれるも、持ち越し用の玉は予定どおり維持。原油は売ってみたが思っていたように下げず。後場寄りのギャップダウンがなければ危ないところだった。これは製品が突っ込んだところで持ち越しも視野にいれて買い建てるつもりで売り建てた玉であったが、踏ん切りがつかず製品は買い建てられなかった。少なくとも日計りクラックとしては取り損ねている。ゴムもパッとしない。今日ゴムは殆ど見ていなかったが、今日の足ではたいした成果は得られていなかったと思う。

大豆が嫌になるほど弱い。7月以降まったく良い所なしに4000円〜6000円程の下落中。損切りは考えていなかったが、コーン−大豆のセットを傷の浅いうちに一部撤退。寄付きもう少し高いと思っていた砂糖は、上に行けなかった前2で一部利益確定。

当限が6千円台目前に迫った小豆は、現在のところ、下落幅・日柄ともに概ね当初の思惑どおりに推移してくれている。ここからの展開しだいで大きく利幅が変わってくるが、3ヶ月〜と長い玉保有日数になりがちな小豆、願わくばより一層利を伸ばしたい。9/1に2月限売り、11月限買いを仕込んでいるが、罫線見間違いのとんでもない勘違い売買をしている事に今日気づいた。

東京小豆11月限

 <11日現在のポジション>

・東京コーン 07/07 売り(7/10、8/4)
・一般大豆 07/06 買い(7/10、8/4)
・東京小豆 06/11 売り(6/22)
・東京小豆 06/12 売り(7/6、7/11)
・東京小豆 07/02 売り(9/4)
・東京小豆 07/02 売り(9/1)
・東京小豆 06/11 買い(9/1)
・砂糖 07/09 買い(9/5)
・砂糖 07/09 買い(9/5)
・東京灯油 07/08 売り(9/8)
・白金 07/08 買い(9/11)


新規はシステムのみ

2006年9月8日

・東京灯油 07/03 売り(システム)
・東京灯油 07/03(9/7買い玉)→売り落ち(−370)
・東京ゴム 07/02(9/7買い玉)→売り落ち(+0.9)
・東京ゴム 07/02(9/7買い玉)→売り落ち(+0.2)
・ゴム指数 07/02(9/7売り玉)→買い落ち(+2.4)
・ゴム指数 07/02(9/6売り玉)→買い落ち(+7.7)
・ゴム指数 07/02(9/5売り玉)→買い落ち(+11.5)

 今日の取引はシステムの灯油新規売りが建った以外は落玉のみになったが、ゴム指数の利食いがきいて結構なプラス。昼食後、横になっていたらウトウトしてしまい、目が覚めたらちょうど3時半だった。小豆、砂糖は順調ながら、コーン−大豆がジリジリと引かされ小豆の値洗いに迫りつつある。


システムのガソリン、灯油、ゴム指数がヒット

2006年9月7日

・ガソリン 07/08 63040売り→63230買い落ち(−190)
・ガソリン 07/08 買い(Dシステム)→売り落ち(+260)
・東京灯油 07/08 買い(システム)
・ゴム指数 07/02 売り(システム)
・東京ゴム 07/02 216.8買い
・東京ゴム 07/02 217.8買い
・東京砂糖 07/09 34100買い

 今日はどういうわけか自前のトレードは殆ど休んだ状態に等しい。砂糖を買建て、ガソリンを1度売って負けただけで、枚数的にも影響のないレベル。システムの注文がガソリン、灯油、ゴム指数とヒットしているのでこういう日もあって良いだろう。たまには建て玉せずに、フラットな精神状態で眺めているだけというのも悪くない。ゴムを買い建てているが、これはゴムとの比較ではゴム指数にまだ下げ余地ありとみて、本来なら今日利食いになっていた筈の昨日1枚だけ抽選に当たったシステムの売り玉を借りる形にしてセットを組んだもの。このセット自体はどちらに転ぼうと大した影響力はないが、5日、本日とゴム指数のシステム売り玉が建っているだけに、願わくば戻りなしにもう一息突っ込んでほしいところ。

昨日のポカのお陰で買えていないアルミが痛い。建て玉した当日は引かされる事なく引けて、翌日には大幅な順行という楽な展開になっていた筈。長年続けていると口座残高が急激に増える時期が不定期に訪れるが、今後の展開によってはそういうチャンスのきっかけとなっていたかもしれないような気がする。気をつけていてはいるつもりでも、たまにやってしまう。


ブレイクイーブン

2006年9月6日

・ガソリン 07/08 63490売り→63470買い落ち(+20)
・ガソリン 07/08 63480売り→63470買い落ち(+10)
・ガソリン 07/08 63560売り→63550買い落ち(+10)
・ガソリン 07/08 63550売り→63420買い落ち(+130)
・ガソリン 07/08 63560売り→63550買い落ち(+10)
・ガソリン 07/08 63570売り→63560買い落ち(+10)
・ガソリン 07/08 63450売り→63440買い落ち(+10)
・ガソリン 07/08 63460売り→63450買い落ち(+10)
・金 07/06 2417買い→2416売り落ち(−1)
・金 07/06 2418買い→2417売り落ち(−1)
・砂糖 07/09(9/5買い玉)→34180売り落ち(平均+95)
・ゴム指数 07/02(8/5売り玉)→利食い(システム3種類分)
・ゴム指数 07/02 売り(システム)

 今日の日計りは、最近ゆっくりと出来ていなかった日足分析や他もろもろをやりながらのトレード。ながらトレードの為、5、6ティックでも利が乗ればブレイクイーブンレベルでストップかストップリミットを入れて当分ほおっておくというやり方をしていたが、結果ものの見事に手抜け+αのトレードばかり。こんな事なら最初からスキャルピングで狙っていけば、はるかに多い回数をこなせた筈だが、楽をしたのだから仕方がない。トレードの方に集中していなかってせいか、アルミを買うつもりが何を血迷ったのかなんと金を買っていた、それも2店に注文を入れて約定してからやっと気づくというお粗末さ。

間違って買建てた金は、日足ベースでの中期保有玉とすることも頭によぎったが、50%以上の力をデイトレードに費やしている現在は、保持するだけの計画も建て玉配分のバランスも整っていないので即損切り。同様に昨日買った砂糖も、分割、買い下がり等の計画に基くものではなかったので上に行けなかった本日残念ながら落玉。今日の安値が底になるなどというピンポイントな妄想はそう簡単には当たらない。大引けで突っ込んだところは再度買ってみようと指してみたが100円程届かなかった。状況によっては明日買う事になるかもしれない。

昨日4種類のシステムサインが重なり、大量売りポジションとなってしまったゴム指数は、本日3種類が利食い完了となってやれやれである。残る1つはまだプロフィットレベルにも、勿論ストップ安の今日はロスカットレベルにも達していない。利食い後のシステムは再度大引けで売り指示。昨日に続いて今日もゴムに相当水を空けられているので、さすがに今日は約定しないと思っていたが1店1枚だけ約定した。資金の乏しい口座での注文分だったので、たとえ1枚でも当たったのは少々嬉しい気分がする。


日計りがボロボロ

2006年9月5日

・白金 07/08 4622買い→4618売り落ち(−4)
・白金 07/08 4623買い→4618売り落ち(−5)
・白金 07/08 4660買い→4655売り落ち(−5)
・白金 07/08 4661買い→4653売り落ち(−8)
・ゴム 07/02 232.6買い→232.2売り落ち(−0.4)
・ゴム 07/02 232.5買い→232.2売り落ち(−0.3)
・灯油 07/03 63650売り→63490買い落ち(+160)
・灯油 07/03 63630売り→63620買い落ち(+10)
・灯油 07/03 63560売り→63630買い落ち(−70)
・灯油 07/03 63570売り→63660買い落ち(−90)
・灯油 07/03(9/4売り玉)→平均63700買い落ち(+750)
・ゴム指数 07/02(8/4売り玉)→216.7買い落ち(+5.3)
・砂糖 07/09 34090買い
・砂糖 07/09 34080買い
・ゴム指数 07/02売り(複数システム)

 今日は9時半までに灯油とゴム指数の利食いでそれなりの利益が出てホッとしてしまったのか、その後の日計りがボロボロ。玉を落としたあたりから順行、落とさなければ利食い出来ていたといったトレードばかり。今日の結果論だけでいえばリスク幅が少なすぎだったといえる。特に白金。寄付き直後の値や状況から、今日の白金は買いのみ、積極買い参戦と決めておきながら、他の商品をいろいろ見ていて中長期日計りに使っている手法での買い場(10時すぎの結果的には本日安値の数円上)を見逃してしまった。見逃したといっても10分少々、値幅で5円程。スキャルピング等の超目先勝負ではないので遅れてでも買うべきであったが、こういう時に建て玉できないのは昔からの悪い癖。70円もの上昇を指を咥えて見ているだけとなった。

本日ゴム指数の売りが大量に約定してしまった。ゴムとの値幅制限の差が大きすぎる為にストップ高安を付ける事が多く、7月以降は嫌と言うほど約定しない日が続いていたことから、マネージメントを疎かにして4つものシステムの発注をしていたのが全て約定したもの。長年の実績があり、性質の異なったシステムであるとはいえ、同一商品に4種類(建て玉数4倍)のシステムを使用すること自体、また同じ日に同方向への玉がそろって建ったとなるとさすがに危ない。4種類そろって被ったのは今回が初めて。自分で発注しているので、当然こういう事になる可能性があるのは分かりきっていたが、あまりにも約定していなかったのでストップ安を外れる場面もあるだろうと予想しつつも気軽に発注していた。今後どう動かしていくのか真剣に考えねばならない。

ザラバの日計りがあまりにも合っていないので、砂糖に触手をのばし、前2、後1で新規買い。チャート的には国内外ともここで買うのは完全な逆張り。今日というマクロ単位でみると最高のところで買えているが、この程度の誤差は何の役にも立たないだろう。明日が勝負。

東京砂糖先限つなぎ足

システムに逆らうと

2006年9月4日

・東京ゴム 07/02 239.4買い→238.9売り落ち(−0.5)
・東京ゴム 07/02 239.3買い→238.4売り落ち(−0.9)
・東京ゴム 07/02 233.9売り→233.4買い落ち(+0.5)
・東京ゴム 07/02 233.8売り→233.4買い落ち(+0.4)
・白金 07/08 4635買い→4636売り落ち(+1)
・白金 07/08 4636買い→4637売り落ち(+1)
・白金 07/08 4623買い→4629売り落ち(+6)
・白金 07/08 4624買い→4630売り落ち(+6)
・白金 07/08 4623買い→4625売り落ち(+2)
・白金 07/08 4624買い→4625売り落ち(+1)
・ガソリン 07/03 65140売り→65220買い落ち(−80)
・ガソリン 07/03 65120売り→65230買い落ち(−110)
・ガソリン 07/03 65230買い→65080売り落ち(−150)
・ガソリン 07/03 65270買い→65090売り落ち(−180)
・ガソリン 07/03 65110売り→64820買い落ち(+290)
・ガソリン 07/03 65100売り→64860買い落ち(+240)
・ガソリン 07/03(8/30買い玉)→売り落ち(−310)
・東京灯油 07/03(8/28売り玉)→買い落ち(+2180)
・東京灯油 07/03 売り(システム)
・ゴム指数 07/02 売り(システム)
・東京小豆 07/02 10470売り

 先週末してはいけない事をしてしまった為に、早速大きなペナルティを食らう羽目になった。まず、システム玉に対するヘッジ感覚で持ち越してしまったガソリン(買)が1000円幅の損。最近ストップが多く、システムどおりの建て玉が出来ていない事に嫌気が差してサインを無視して利食ってしまったゴム指数(売)で3.4Pの損。

こういう事のあった日は精神的にも危ないと分かっていながら、ミスを取り返そうとして案の定それが裏目に出て絵に描いたようにどん底へ。買えば下がる、売れば上がる、売った銘柄は上がる、買った銘柄は下がるでボロボロ。いったいどうなるのやらと半分開き直っていたが、後場に白金が手仕舞う機会を与えてくれたのと、ガソリンの売りでなんとか日計りトントンレベルまで戻ってくれた。しかしペナルティという代償が大きかった。

先日トレイリングストップに掛かってしまった小豆は先を売りなおして元の枚数へ。寄りからの突っ込みを嫌って前日比−140上で指しておいたが、前日比−20の10470円で約定。今日この値で売れるとは思っていなかった。約定枚数0と思っていた後3のゴム指数売りが1店だけ約定していた。ゴムがストップ安の今日は間違いなく不成立だろうと思っていただけに、全注文枚数の1割ながら約定したのは気分の悪い事でもない。


システム売買の影響

2006年9月1日

・東京ゴム 07/02 242.0売り→242.2買い落ち(−0.2)
・東京ゴム 07/02 241.8売り→242.2買い落ち(−0.4)
・ガソリン 07/03 65900買い→65860売り落ち(−40)
・ガソリン 07/03 65910買い→65840売り落ち(−70)
・ガソリン 07/03 66020買い→66090売り落ち(+70)
・ガソリン 07/03 66040買い→66090売り落ち(+50)
・ガソリン 07/03 66000買い→66030売り落ち(+30)
・ガソリン 07/03 66010買い→66020売り落ち(+10)
・ガソリン 07/03 66050買い→66140売り落ち(+90)
・ガソリン 07/03 66040買い→66110売り落ち(+70)
・ゴム指数 07/02(8/30売り玉)→利食い
・東京小豆 07/02 平均10460売り
・東京小豆 06/11 平均9210買い

 昨日の450円といい今日の490円といい、ガソリン(先)の1日のレンジとしては日計りするにはちと物足りない。ガソリンで66150あたり、灯油で65900近くを付けてきたら、少々は上に走ってくれるだろうとみていたが息切れ状態で続かない。概ね高値圏で引けているものの強いとは感じられなかった。押し目で売り落ちとなってしまうトレードが多かった為、効率が悪く感覚より儲かっていない。来週は動き出しそうな気配をひしひしと感じる。

システム売買の建て玉は別勘定にして、何が起ころうと一切無視してやっているつもりではあるが、どうも影響をうけてしまっている気がする。システムの灯油売り(8/28)に対して同枚数のガソリンの買い玉(8/30)を保持している事がその理由。もし灯油の売り玉を持っていなければ、おそらくガソリンは既に利食っていて来週へ持ち越していないのではないかと思う。灯油の売りが自己裁量の玉であれば連休ヘッジするも何ら問題はないが、システムの玉を自己裁量で殺してしまったらシステム売買の意味がない。先物相場に漬かって20年近くにもなるというのにこんな事では先が思いやられるが、ルールを守る事は出来ても、システムで建てた建玉方向の記憶を消し去る事は出来ないだけに、意識を操作・無とすることは難しい。


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